おすすめ業務用Wi-Fiルーター6選!
「Wi-Fi」は今や現代社会でなくてはならないものとして、実に様々な場所にWi-Fiスポットが設置してありますよね。ご家庭やオフィスでは、光回線とプロバイダーに契約して、Wi-Fiルーターを設置することでネットワーク接続できるようになります。
そこで、一般的なオフィスにWi-Fiルーターを設置する場合、法人向け、いわゆる「業務用」タイプの機器を選ぶ必要があります。
業務用Wi-Fiルーターの特徴は、同時接続台数が多いこと。
オフィスの規模によっては、同時に50台~100台のインターネット接続が想定され、それに速度を落とさずに対応できます。
でも、どの機器を選べばいいのか分からない?
という方のために今回は、同時接続台数~100台、〜250台と2つに分けて、おすすめの業務用Wi-Fiルーターをそれぞれ3台ずつ合わせて6機種ご紹介いたします。
1.おすすめ業務用Wi-Fiルーター6選
Wi-Fiルーターは、LANケーブルを使わずに無線で様々な機器とネットワーク接続するための機器のこと。
基本的に、家庭用と業務用で通信速度などの性能に大きな差はないものの、一番の違いは同時接続できる機器の台数です。一般的に家庭用は1台~10台程度ですが、業務用になれば同時に50台~250台のネットワーク接続が可能になります。
そこで、冒頭でご紹介した通り、同時接続台数 ~100台、~250台のタイプに分けて、それぞれおすすめWi-Fiルーターを3機種ずつ合わせて6機種ご紹介いたします。
ちなみに、法人向けタイプは「アクセスポイント」とも呼ばれています。
〜100台 おすすめ業務用Wi-Fiルーター3選
まずは、同時接続台数〜100台までのタイプを3機種ご紹介します。
➀WAPS-1266(BUFFALO)
法人向けアクセスポイントでは最小サイズ(W150×H110×D35mm)なので、場所を選ばずすっきり目立たずに設置できます。1台で64台のPCやスマホなどの端末を同時接続可能。
(出典:BUFFALO)
標準価格:19,800円(税抜)
通信規格は「11ac」に対応しているので、従来の11nに比べ約2.8倍の高速転送速度を実現。
大容量データも短時間で送信でき、ダウンロードもスムーズなので、ストレスを感じることなく仕事ができます。
サイズは小型でも高性能なので、一般のオフィスはもちろん、小規模店舗やホテルなどでの利用がおすすめです。
➁Archer C5400(TP-Link)
8本の外部アンテナとビームフォーミング機能によって、接続する機器までの距離や方向を自動検知し電波を集中して送信。より高速なネットワークをより安定して利用できます。最大64台までPCやスマホの同時接続が可能。
(出典:TP-Link)
標準価格:41,700円(税抜)
先進的なテクノロジーにより、2.4GHzバンドと2つの5GHzバンドで最大1000Mbpsおよび2167Mbpsで通信可能。
データ送信やダウンロードがスムーズに行えるので、ストレスなく業務が進められ、動画も快適に視聴できます。
こちらも、一般的なオフィスはもちろん、小規模店舗などでの利用がおすすめです。
➂WAB-S1167-PS(ELECOM)
専用金具およびマグネットが同梱されているので、壁付け・天井付けなど様々な取付方法に対応。アンテナ内蔵型なのでアンテナが邪魔になりません。PCやスマホなど同時に最大50台まで接続可能。
(出典:ELECOM)
標準価格:19,800円(税抜)
通信規格「11ac」対応で、最大867Mbps(5GHz・規格理論値)を実現。スムーズに業務が行えます。
また、自動的に無線やLEDをOFFにする節電スケジュール機能を搭載しているので、省エネにも少し貢献してくれます。
PoEを使用すれば、近くに電源が無くてもLANケーブルだけで電源を供給でき、効率的にネットワークを構築できます。PoEとは、イーサネット配線で利用するケーブルを使用して電力を供給する技術のこと。AC100V電源不要で動作します。
以上、3機種ご紹介しましたが、いずれもコンパクトサイズかつ通信規格11ac対応、5GHz/2.4GHz同時対応と高性能なので、小規模~中規模オフィスでの利用はもちろん、小規模店舗や飲食店、ホテルなどでも活躍してくれます。
〜250台 おすすめ業務用Wi-Fiルーター3選
次に、同時接続台数〜250台までのタイプを3機種ご紹介します。
➀WAPM-1266R(BUFFALO)
「干渉波自動回避機能」を搭載。コードレス電話機などWi-Fi以外の機器から出るノイズを自動で検知し干渉しないチャンネルへ自動で変更してくれます。1台のアクセスポイントで最大256台の同時接続が可能。
(出典:BUFFALO)
標準価格:39,800円(税抜)
通信規格は「11ac」に対応。大容量データも短時間送信、さらにダウンロードもスムーズ、ストレスを一切感じることなく仕事ができます。
また、本製品にはパスワードを入力しなくても共通のSSIDを指定するだけで通信ができる「緊急時モード」を搭載。「緊急時モード」をONにすることで、緊急時でもスマホやタブレットから通信できるようになり、安否確認の連絡や災害情報を見ることもできます。
➁BRT-AC828(ASUS)
8つのギガビットイーサネットLANポートはリンクアグリゲーションに対応。最大4Gbpsの転送速度を実現します。
1台で最大250台の同時接続が可能。
(出典:ASUS)
標準価格:39,800円(税抜)
転送速度最大1,734Mbpsの11acに対応し、さらに障害物がない場所では、2.4GHzで最高100mの電波到達距離を誇るため、1台でオフィス内をほとんどカバーできます。
また、侵入防止システムやコンテンツフィルタ機能を搭載しているので、安心して業務が行えます。
➂WAB-M2133(ELECOM)
複数端末への同時データ送信可能な「MU-MIMO機能」を搭載。最大3台の端末との同時通信により、快適な高速通信ができます。1台で最大250台の同時接続が可能。
(出典:ELECOM)
標準価格:49,800円(税抜)
11ac wave2に対応し、最大1733Mbpsの高速データ通信が可能。大容量のデータ送信およびダウンロードもサクサク行えます。コードレス電話機などWi-Fi以外の機器からの干渉を検知。周辺の電波状況を確認して、自動的に最適なチャンネル選択してくれます。
また、ELECOMの特徴として、自動的に無線やLEDをOFFにする節電スケジュール機能を搭載しているので、省エネにも貢献してくれます。
以上、最大250台の同時接続ができる3機種ご紹介しましたが、高速かつ広範囲にも対応しているので、企業や学校、講習会の会場など様々な分野で活用できます。
2.まとめ
Wi-Fiルーターと一言でいっても、家庭用と業務用に分かれ、さらに通信規格や同時接続台数など様々な種類があります。
今回は、業務用Wi-Fiルーター(アクセスポイント)を同時接続台数〜100台と〜250台の2つのタイプで、それぞれ3機種ずつご紹介しました。
購入の際は、まずは同時接続するPCやスマホなどの機器の数を把握して、それに見合う機種を選ぶ必要があります。
通信に関してはいずれの機種も11ac対応、5GHz/2.4GHz同時対応なので、高速で安定したデータ通信ができます。あとは、設定のしやすさ、アンテナの有無などを考慮してオフィスに最適なWi-Fiルーターを選んでいきたいですね。