業務用の規模別Wi-Fiルーターの選び方

業務用の規模別Wi-Fiルーターの選び方

Wi-Fiルーターとは?家庭用と業務用の違いは?

業務用Wi-Fiルーターの選び方!家庭用との違い!

現在では一般のご家庭でも「Wi-Fiルーター」が設置され、快適にインターネット接続ができます。
それは、企業などのオフィスも例外ではなく、職場内にWi-Fiルーターが設置され、日常業務で活用しているのではないでしょうか。

業務用Wi-Fiルーターの選び方!

そこで、企業などの大きな組織では、「Wi-Fiルーター」といっても“業務用”のWi-Fiルーターを設置する必要があるのです。

しかし、Wi-Fiルーターは膨大な数の種類があり、実際どの機器を選べばいいのか?
詳しくない方には見当がつきませんよね。

ここからは、Wi-Fiルーターの簡単な説明と、業務用Wi-Fiルーターの選び方として分かりやすくご説明いたします。

目次

1.Wi-Fiルーターとは?家庭用と業務用の違いは?

『Wi-Fi』は先程も軽く説明した通り、ケーブルを使わず ”無線” でLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)に接続する技術のこと。そのため、「無線LAN」とも呼ばれています。

『ルーター』は一般的な解釈として、「異なるネットワークを相互に接続する機器」のこと。
つまり、Wi-Fiルーターは無線を使って様々なネットワークに接続できるようにするための機器ということになります。

Wi-Fiルーターとは?家庭用と業務用の違いは?

LANケーブルが必要なくなり、電波が届くエリアであれば場所を選ばずインターネット接続ができる大きなメリットがあります。

さらに、LANケーブルで接続する場合、1台もしくは2台程度に接続は制限されますが、Wi-Fiルーターは複数の機器から同時にインターネット接続もできます。

しかし、Wi-Fiルーターといっても様々な種類があり、利用する環境や接続する機器に合わせて選ばなければなりません。

商品に明確な表記はいないものの、大きく「家庭用」と「業務用」に分けられ、企業のなどの組織では「業務用Wi-Fiルーター」の中から選んでいく必要があります。

業務用と家庭用のWi-Fiルーターの違いは?

家庭用と業務用のWi-Fiルーターは何が違うの?と、疑問に感じますよね。

まず、業務用と家庭用と分けられていますが、実は通信速度やセキュリティ機能に大きな差はないのです。
そこで、業務用と家庭用で何が違うのかといえば、接続できるパソコンやスマホなどの機器の台数です。

基本的に、Wi-Fiルーターはスペックによって、同時に接続できる機器台数が制限され、その制限数よりも多くの接続があると通信速度が低下する性質を持っています。

家庭用Wi-Fiルーターの場合、建物の大きさや構造、間取りに合わせた機器を選ぶ必要はありますが、同時接続する機器は2台~多くても5台程度ですよね。

しかし、一般的なオフィスでは同時に10台~50台程度の利用が想定されるため、業務用Wi-Fiルーターは家庭用と違い、数十台の機器から同時に接続があったときでも通信速度が維持できるようになっています。

つまり、業務用と家庭用のWi-Fiルーターは性能面で大きな差はないものの、同時に接続できる機器の数に違いがあるということです。

そのため、同時にパソコン3台しかインターネット接続しないというオフィスでは、家庭用Wi-Fiルーターで対応できるということになります。

2.業務用Wi-Fiルーターの選び方3つのポイント

家庭用Wi-Fiルーターと業務用Wi-Fiルーターの違いは、同時に接続できる機器の台数というのは理解できても、業務用Wi-Fiルーターはどうやって選べばいいのか?

業務用Wi-Fiルーターの選び方3つのポイント

単に業務用Wi-Fiルーターといっても多くの種類があるので、自分のオフィスの合った機器をピンポイントに選ぶのは難しそうに感じますよね。そこで、業務用Wi-Fiルーターの選び方として、以下の3つのポイントに注意する必要があります。

ポイント➀ 通信規格

Wi-Fiルーターには、規格があるのはご存知ですか?
多くのメーカーからWi-Fiルーターが販売されていますが、対応している規格により通信速度や周波数が変わります。

無線LANの規格「IEEE802.11」は国際的な標準規格となり、通信速度や周期数の帯域の違いから、現在以下の6つの規格があります。

無線LAN規格 通信速度(最大) 周波数帯
IEEE802.11ad(11ad) 6.7Gbps 60GHz帯
IEEE802.11ac(11ac) 6.9Gbps 5GHz帯
IEEE802.11n(11n) 300Mbps 2.4G帯/5GHz帯
IEEE802.11a(11a) 54Mbps 5GHz帯
IEEE802.11g(11g) 54Mbps 2.4GHz帯
IEEE802.11b(11b) 11Mbps 2.4GHz帯

次に、周波数帯には、60GHz帯/5GHz帯/2.4GHz帯と、3種類に分かれそれぞれ特徴を持っています。
◇60GHz帯
・速度が速い
・電波の直進性が高いため、狭い範囲で高速通信したい場合に最適

◇5GHz帯
・障害物に弱い
・電子レンジやBluetoothなどの電波干渉を受けない

◇2.4GHz帯
・障害物に強い
・電子レンジやBluetoothなどの電波干渉を受けやすい
・屋内・屋外共に利用可能

このように、単にWi-Fiルーターといっても6つの規格および3つの周波数があるため、オフィスでお使いのパソコンなどの機器が購入するWi-Fiルーターの規格および周波数に対応しているか購入前に確認が必要となります。

ただし、現在ではIEEE802.11ac(11ac)が主流となっているので、11ac(5GHz帯)規格に対応した業務用Wi-Fiルーターなら、通信速度などの性能は申し分ないでしょう。

ポイント➁ 接続できる機器の台数

規格の次に重要になるのが、接続する機器の台数です。
先程も説明した通り、一般の家庭と違い、同時に数十台の接続が想定され、上限よりも接続が多くなれば通信速度が低下してしまいます。

また、現在ではスマートフォンやタブレットでもWi-Fi接続するため、その点も考慮して選ばなければなりません。
つまり、業務用Wi-Fiルーターを選ぶときは、実際の接続機器の数よりも多くなると想定して、それに適した機器を選ぶ必要があります。

Wi-Fiルーターには製品ごとに同時接続台数が明記されているので、規格とともに必ずチェックしましょう。

ポイント➂ アンテナ(内蔵or外付け)

Wi-Fiルーターのアンテナは、内蔵タイプと外付けタイプの2種類に分かれます。

大きな違いとして、内蔵タイプは価格が安く、電波を広範囲かつ均等に届く特徴があり、外付けタイプは価格が比較的高くなり、電波をピンポイントに届けることができる特徴を持っています。

また、Wi-Fiルーターには「ビームフォーミング」が内蔵されたタイプがあります。
ビームフォーミングとは、電波をビームのように一方向に届ける技術のことで、ピンポイントで通信速度が向上し安定した通信が可能になります。

このように、オフィスの広さや形状に合わせてアンテナタイプを選び、小規模オフィスではビームフォーミングが内蔵された機器を選ぶことで高速で安定した通信ができるようになります。

3.まとめ

Wi-Fiルーターといえば、今では一般家庭でも使われていますが、企業などのオフィスでも有線LANと併用する形で導入が進められています。

企業などの組織ではインターネット接続する機器の数が多くなるため、業務用のWi-Fiルーターを設置する必要があります。

ただし、家庭用と業務用のWi-Fiルーターでは、基本的な通信速度などの性能面に差はありません。
そのため、SOHOなどの小規模オフィスでは無理に業務用を選ぶ必要はなく、家庭用Wi-Fiルーターで対応できます。

というように、Wi-Fiルーターは会社の規模や接続する機器の数、オフィスの広さによって家庭用か業務用かを選ぶ必要があるのです。

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